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就業までの流れ

フローチャート

雇用形態について

正社員

企業と無期限で直接雇用契約を結び雇用される労働者のことをさします。

通常、福利厚生(各種手当、健康保険、厚生年金、雇用保険)が充実しており、労働者が長期間働くことを前提としています。

給与は毎月固定額を基本給とし、それに各種手当てや残業代などを加えて支給される場合が多いです。経営状況、本人の能力によってボーナスも支給されます。

業務命令として、残業や休日出勤にも応じなければなりませんし、転勤、部署の異動などの可能性もあります。

また、短時間正社員や地域限定正社員など、時間や勤務場所等を限定する「限定正社員」制度を設ける企業も増えてきています。

パート
アルバイト

「月曜日・木曜日」や「11時~16時」のように、正社員よりも働く日数や時間数が短い働き方ができる、自分の都合に合わせて働ける雇用形態です。

もともと、「パート」というのは正社員と同じ仕事をし、時間制限だけがあるものが一般的でしたが、昨今はアルバイト・パートがほぼ同じ意味で使われています。

契約社員

企業と有期の直接雇用契約を結び雇用される労働者のことをさします。

あらかじめ定められた期間に対して、いくらの報酬を支払うのかを明確にした上での有期雇用契約となるため、期間満了になった場合、双方の合意で再契約を行うこともあります。

契約期間満了が近づいたら、自動更新する契約もありますが、その場合でも企業もしくは労働者のどちらかが契約の終了を希望した場合は、契約満了とすることができます。

また、健康保険、厚生年金、雇用保険などの各種福利厚生も正社員同様確保され、有給も付与されますが、退職金やボーナスは無いのが一般的です。

専門性の高い仕事を任されたり、給料が正社員より高めに設定されたり、契約更新時に昇給、賞与が設定されたりと、実力・スキルがある人には多くのメリットがあります。

派遣社員

他社で労働従事する前提で、人材派遣会社に雇用される労働者のことをさします。

契約期間があり、契約期間満了時に再契約するか契約を終了するかは、労働者と派遣先企業、それぞれの意思によって決定されます。

雇い主はあくまでも人材派遣会社になります。

健康保険、厚生年金、雇用保険、有給休暇などは人材派遣会社によって同様に確保されるのが通常です。

スポット要因として企業のニーズが高いため、即戦力として期待されるケースが多い働き方といえます。

そのため、実務経験や専門的なスキルが求められるケースが多いですが、その分働きたい時間や曜日を選べたりというメリットもあります。

■一般派遣

派遣会社に登録している人が派遣先企業に派遣される形態です。

まず派遣会社に登録、その後仕事が決定し、それに合わせて雇用期間が決まります。

■特定派遣

派遣会社の正社員もしくは契約社員として雇用関係にある人が派遣先企業に派遣される形態です。

雇用契約を結び、その後仕事が決定します。

■紹介予定派遣

派遣会社に登録している人が、いずれは派遣先企業に直接雇用されるという見通しを持って派遣される形態です。

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